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神歯大附属病院 糖尿病の人は癌のリスクが高い 定期的な人間ドックやがん検診を
現代の国民病とも言える癌と糖尿病。糖尿病のある人は癌の発症リスクが高いとのデータがあり、注意が必要だ。神奈川歯科大学附属病院 糖尿病・内分泌内科の青木一孝医師=写真=に話を聞いた。
「日本人の2人に一人が癌になる時代。糖尿病患者さんの死因で最も多いのも癌だとされている」と青木医師。国内外の研究によれば、糖尿病のある人は糖尿病のない人に比べて肝癌、膵癌、大腸癌、子宮内膜癌、乳癌、膀胱癌の発症リスクが高まることが報告されている。
糖尿病のある人に癌が多い理由には、インスリン抵抗性(血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効きにくさ)による高インスリン血症等が疑われているが、詳細な仕組みはまだ解明されていないという。
「注意すべき点は、糖尿病治療中に血糖コントロールの急な悪化や体重が急に減少した場合に、癌の可能性を念頭に置き、腹部エコー、胸腹部CT、便潜血等の検査を行うこと」。糖尿病の定期診療だけでは全ての癌を早期に発見することは困難であり、青木医師は人間ドックやがん検診を定期的に受けることを勧めている。
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