障害や発達特性のある中学生や高校生のためのキャリアサポート事業に取り組む横須賀商工会議所と(一社)sukasuka―ippoは9月4日、インターンシップを経験した6人の生徒にキャリア認定証を交付した=写真。
夏休み期間を利用して生徒が受け入れ先企業(かながわ信用金庫/(株)湘南衣笠ゴルフ/(株)トライアングル)を訪れ、あいさつなどのマナーや基本的な作業を教わりながら仕事と社会のつながりを理解した。
同事業は、高校卒業後の就職や自立に向けた準備機会が少ないという当事者と保護者のニーズに応えるもので、企業には障害者を雇用する際の参考にしてもらう。生徒にはスキルの習得や体験内容の達成度に応じて商工会議所が3段階の『キャリア認定証』を発行していく。
「ハンデを持つ人も特性を活かすことで、活躍できる場所はたくさんある」と五本木愛代表理事。受け入れ先と職種のバリエーションを増やすことを当面の課題としており、企業には障害者採用の促進で人材不足の解消につなげる提案をしていく考えだという。
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