徳川家康に外交顧問として仕えた三浦按針の功績を称え、広く伝える有志グループ「三浦 按針の会」は10月29日、都内で行われた「日本橋・京橋まつり」の諸国往来パレードに出演した。
同パレードでは日本全国から参加する団体が各地の伝統文化や演舞を披露。「按針の会」からは同会メンバーのほか、NHK大河ドラマ『どうする家康』に三浦按針役で出演している村雨辰剛さん=写真中央=も隊列に加わり、観衆の注目を集めた。
今回の出演は、按針の菩提寺で同会の事務局である浄土寺(西逸見町)が中央区長の山本泰人氏から「按針をテーマにしたパレードをしてほしい」といったオファーを受けたことで実現したもの。パレード終着点付近の日本橋室町には按針が暮らしていた屋敷跡があり、ゆかりの地同士をつなぐ機会となった。
隊列後方では三浦学苑高校から吹奏楽部が「横須賀ストーリー」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」など横須賀ゆかりの楽曲を披露し、チアダンス部とともに盛り上げた。会場では横須賀土産やよこすか海軍カレーの販売ブースも設置され、来場者に横須賀の食・文化をアピールした。
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