女流義太夫の演奏会
小中学生は無料招待
5月17日
大津町出身で「横須賀盛り上げ大使」を務めるプロ野球・広島東洋カープの秋山翔吾選手が12月16日、令和佐原球場(佐原二丁目公園野球場)で小学6年生を対象とした野球教室を行った。毎年12月に開催する恒例のイベント。少年野球・ソフトボールの19チーム110人の選手が参加した。
昨シーズン終了後に右ひざを手術したことで術後の経過が心配されていたが、打撃練習では快打を連発し参加者を沸かせた。
選手らは6グループに分けられ、守備、バッティング、ランニング、ストレッチなどの各メニューを交代でこなした。指導には2022年まで埼玉西武ライオンズで監督を務めた辻発彦氏や「埼玉西武ライオンズ・レディース」の選手、女子プロ野球OGらも加わり、約2時間のメニューを消化した。
次世代に期待
バッティング指導を担当した秋山選手は「後ろ足(軸足)をしっかり回すこと」と練習テーマを設定。「打ち方は人それぞれだが、どのフォームでも大切な要素」と上半身だけでなく、体全体を使ってボールを鋭い打球飛ばす技術を身振り手振りを交えながら指導した。
秋山選手は「近年は子どもの技術が全体的に上がっている」と話し、中でも女子学童野球の神奈川県選抜に選出された関山碧夏さん(望洋小=横須賀ジャガーズ)の打撃練習に注目。「ティー打撃でここまで足を上げて打てるなんて」と豪快なスイングと打球音に舌を巻いた。
教室の終盤に設けられた小学生との対決企画では関山さんが投手として登板。ヒット性の打球を浴び、肩を落とすも「実力をつけてからもう一度挑戦したい」とさらなるレベルアップを誓った。
閉会式で秋山選手は「多くの人の協力で野球ができることに感謝して、指導者や仲間が集まる教え合いの場を大切にしてほしい」と会を締めくくった。
小泉氏「僕が抑えた翌年は活躍」
会場には衆議院議員の小泉進次郎氏も駆けつけた。マウンドに上がり、秋山選手と2年ぶりの対決が実現した。結果は2球目を打ち上げライトフライ。「本気で打ちに行っているんだけどね」と悔しげな表情を浮かべた。小泉氏は「僕が打ち取った翌年は活躍している」と来シーズンのさらなる飛躍に期待を懸けエールを送った。
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