神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2024年4月12日 エリアトップへ

内川町内会 筆走らせる高校生記者

社会

公開:2024年4月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
取材では柔らかい雰囲気で相手の話を聞く
取材では柔らかい雰囲気で相手の話を聞く

 町内会や自治会への参加率低下が全国的に問題となっている中、内川町内会では高校生が町内会だよりを編集する記者として地域参画を果たしている。鎌倉女学院中学校高等学校に通う北川静音さん(3年・久里浜在住)が担当しているのは、3カ月に一度発行される同会の「内川町だより」。23年10月号で初めて記事を執筆。以来、餅つきイベントや消防団などへ取材しており、今年4月から正式に編集委員の一員となった。

 北川さんは、町内会活動に精力的に参加していることについて、「人生経験豊富な大人から子どもまで、幅広い年代と関われる学びが多い環境」と話す。また「自分が育った地域のニュースを発信できることにやりがいを感じる」と郷土愛を覗かせる。

 市内の町内会・自治会の数は約360あり、2022年4月時点で81・3%が加入。18年からの4年間で1・8%減少しており、若い世代や転入者などの参加率の低さが課題となっている。同町内会も例外ではなく、高齢化が進んでいる。そんな中、北川さんのような町内会への積極的な参加に「とてもありがたい存在」と町内会員は口を揃えている。

きっかけは国際交流

 家族が同会に入っていた影響で小さいころから、こども会などに参加していた。高校生になり、横須賀市の姉妹都市交換学生に選ばれると、イギリスとフランスから訪れた交換留学生を同町の祭りに招待。すると町内会側から「このことを記事に書いてみないか」と提案があった。文学や国語が好きだった事もあり、二つ返事で引き受けた。編集責任者の大井昌靖さんは「校正でもほとんどペン入れが無く文章を書くのが上手」と信頼を寄せている。

 今後は町内会の活動を通して、久里浜商店街の活性化を図るイベントなどの実施や、留学で培った英語力を活かして「内川をPRしていきたい」と意気込む。

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

横須賀版のローカルニュース最新6

シニア劇団団員募集

パリ五輪出場叶わず

パリ五輪出場叶わず

W(ウインド)サーフィン須長選手

4月29日

響けハンドベル

横須賀学院小

響けハンドベル

6年生がチャリティー演奏

4月28日

「ゴキゲンに生きよう」

田浦中 キャリア教育

「ゴキゲンに生きよう」

メンタルコーチが講演

4月27日

表現の総合芸術

紙芝居ライブ

表現の総合芸術

紙芝居屋まもりん事務所

4月26日

SAMさん提唱「ダレデモダンス」

SAMさん提唱「ダレデモダンス」

日本小児歯科学会の公開講座

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook