包丁に感謝を込めて 供養祭、走水神社で
境内にある庖丁塚
日頃使っていた包丁に感謝を込めて供養をする「庖丁供養祭」が５月５日（日）、走水神社で行われる。走水庖丁塚保存会が主催。持ち寄られる包丁は、古くなって使えないもの、持ち主が高齢化して包丁納めするためのものなどさまざまだ。
境内にある庖丁塚は、命への感謝だけでなく、命を加工するのに必要不可欠な包丁に感謝することを目的に昭和47年に建立された。日本武尊（やまとたけるのみこと）が上総への渡航の際、小庵の主がはまぐりのなます料理を献上したのが由来であると言われている。
包丁納めは３本まで１０００円、特別祈祷は３本まで３０００円。午後12時30分開始（包丁は12時までに持参）。建立40周年式典、神事、居合剣舞も行われる。雨天決行で、当日は甘酒のサービスがある。問合せは神奈川県調理師会【電話】０４５・４５１・５２１０へ。
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