「太陽光」設置を後押し 各自治体で補助金用意
住宅用太陽光発電システムの設置を後押しする今年度の補助制度が、各自治体で出揃った。
横須賀市は神奈川県と協調し、次世代省エネ住宅「スマートハウス」の普及に力を入れる。IT機器などとつなぎエネルギーを管理するシステム「HEMS(ヘムス)」の設置を必須とし、1万円を補助。太陽光発電や家庭用燃料電池を導入すれば、1設備につき1万円が上乗せされる。補助件数は120件を予定。さらに市は今年度、新たにエコポイント制度を始める。商品券の類が配布される方向で、6月頃に詳細が決まる予定だ。
逗子市と葉山町では、太陽光発電単独の補助制度を実施する。補助額は、逗子が出力1キロワットあたり1万5千円(上限5万円)で約50件。葉山も1キロワットあたりの金額は同じだが上限が5万2千円となり、約60件を予定している。三浦市では今年度、補助事業は行わない。
県の補助を受けるには、横須賀のみ市が申請窓口となり、あわせて交付される。国の設置補助制度もあり、手続きが始まっている。
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