市政報告 スピード感持って課題解決 横須賀市議会議員 大野 忠之
昨年8月、横須賀市は2つの市立病院について、「2病院体制の維持」と「うわまち病院の移転建て替え」を決定しました。将来的な入院需要の増減に対応し、市内全地区をカバーする医療体制を守るため、2カ所を維持するという判断です。また、うわまち病院の敷地の一部が土砂災害警戒区域に指定されているほか、病院進入路が狭く現地での建て替えが困難な状況にあります。先ごろ、移転先が久里浜に決まりました。上町地区に関しては、より多くの住民にご理解いただけるよう説明を行い、将来の地域活性策なども積極的に取り組んでいきたいと思います。
こども園22年に開園へ
昨年2月、上地市長は「横須賀再興プラン」を策定しました。その一つが(仮称)中央こども園の整備です。用地取得が難航していましたが、ポートマーケット駐車場用地の一部に新設することが決まりました。保育園と幼稚園の機能を両立した施設で、病児・病後児保育や「愛らんど」などの子育て支援拠点を併設、2022年度の開園を目指しています。横須賀で成長する多くの子どもたち、子育て世代が住みよい魅力ある街づくりを進めていきたいと思います。
追浜・久里浜の活性化
スポーツの明るい話題も活性化の光となっています。追浜では、横浜DeNAベイスターズの2軍拠点が6月に完成します。国・県・市が連携して取り組んでいる国道357号の夏島延伸や追浜駅前の再開発事業なども、「スポーツを核としたまちづくり」を掲げた追浜の活性化を後押しするものです。また、久里浜では横浜F・マリノスと市が練習場整備を進めており、22年の供用開始を見込んでいます。市ではJR久里浜駅周辺をスポーツ交流・自然交流・商業やレクリエーション機能に分けた街全体の構想を打ち出しています。地域からも集客や活性化の大きな期待が寄せられており、市議会としても、スピード感を持って対応していきたいと思います。
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