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横須賀版 公開:2024年1月1日 エリアトップへ

Immigrants 移住者たちー何を求めて、何をするか 心地よい「田舎っぽさ」 鳥山芽衣さん

コミュニティ社会

公開:2024年1月1日

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鍼灸院の傍らコミュニティスペース「養生カフェ スマイル」の運営を行う
鍼灸院の傍らコミュニティスペース「養生カフェ スマイル」の運営を行う

 「心と体のケアをできる治療」を信条とする「めい鍼灸院」を佐野町で営む傍ら、同所で子どもをはじめ幅広い世代が集まるコミュニティ空間を運営する鳥山芽衣さん。横須賀へ移住したのは2022年1月。知人の紹介で小矢部のゲストハウスの管理人として住み込みで働くようになったのがきっかけだった。

 事前知識も何もないまま飛び込んだ。最初の感想は「都会なのに人があたたかい」。量販店や繁華街のある都市でありながら、商店街や道端で立ち話をする人が多い、ある種の「田舎っぽさ」を感じる街の雰囲気が自身にとっては心地良かった。「移住者を受け入れてくれる雰囲気があり、お店同士の付き合いも活発」と充実した日々に手ごたえを感じている。

 鍼灸院を開業したのは昨年1月。同所で運営されていた学童施設が閉所するのに伴い入居した。施設のオーナーと懇意だったこともあり「子どもの居場所をなくしたくない」との思いから、物件の一部を地域交流の場として開放。かつての学童の名前を取り入れた「養生カフェ スマイル」として児童が宿題や読書をする場として提供している。

 子ども向けのワークショップのほか、小規模の読書会やティーパーティーも開催。自身が選書した本棚を設置するなど、当初目指していた鍼灸院の形ではなくなったが「一般的な治療院よりも門戸が広く、カフェ利用から鍼灸に興味を持つ人もいる」と現在のありかたを前向きにとらえる。「誰もが癒される第3の居場所」をテーマに、訪れる人の思いに寄り添いながら地域にやすらぎの輪を広げる。

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