「辻堂グルメフェスタ2014」の実行委員長を務める 後藤 大和さん 羽鳥在住 37歳
仲間とともに貫く辻堂愛
○…辻堂を中心とした約30のラーメン店やカフェなどの料理を味わえるイベント「辻堂グルメフェスタ」。その実行委員長として、祭りやイベントの企画、フリーペーパー発行など、辻堂を盛り上げるべく活動する5団体、総勢50人の実行委員をまとめている。「辻堂で活躍するメンバーが一堂に揃うイベントは画期的。みんな個性的で企画・行動力があり、良い刺激になっている」と微笑む。
○…イベントを間近に控え、ラジオ出演や雑誌取材などの広報活動をはじめ、当日の運営方法の取りまとめなど、寝る間を惜しんで奔走している。ブースへの出店誘致では、一度断られても何度も店舗へ赴き、粘り強く交渉。その甲斐もあり、日に日に出店数が増えているのだとか。「膝を突き合わせて話せば、思いは伝わる」。本職である鳶職の合間に、数え切れないほどの電話とメール対応に追われる日々だが、充実した表情を見せる。
○…生まれも育ちも辻堂地区。辻堂を盛り上げようと現在、「藤沢ラーメン愛好会」や「辻堂ちょい呑みフェスティバル」に携わるなど、活動の輪を広げている。地元に根付いた活動を始めるようになったきっかけは、東日本大震災後の羽鳥小時代の恩師の一言だった。「これからは君たちの世代が日本を引っ張って明るくしていく番。手を取り合って活躍してほしい」。その言葉に突き動かされ、被災地支援を目的とした同窓会「羽鳥元年会」を設立した。羽鳥に移り住んできた被災者を、地引網や花見に招待し交流を深めている。「もっとみんなが笑顔になる手伝いが出来れば」
○…地元での顔が広く、仲間からの誘いも多いが、「原動力は家族」ときっぱり。4人の子どもを市内の祭りに連れ出しては神輿を担ぐ姿を見せるなど、地域での生き様を背中で伝えている。「子どもたちにも仲間を大切にしてほしい」と語る想いは、辻堂の明るい未来へと繋がるだろう。
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