4月1日付けで藤沢商工会議所青年部会長に就任した 武見 勉さん 辻堂元町在住 47歳
挑戦から進化の1年に
○…会員数およそ90人。若手経営者らで地域活性を担う青年部の舵取りを任された。今年は大仕事が控える。藤沢に誘致した全国の青年部が集い交流するサッカー大会を7月に主催する。動員目標は2千人。多忙な毎日だが、その価値はある。「準備で今まで以上に結束し、大会では全国との絆が作れる。そして日本中に藤沢の名を」と力を込める。「挑戦から進化へ」。掲げたスローガンは、この経験を基に飛躍の年にするという決意の表れだ。
○…加入したのは今からおよそ14年前。仕事で付き合いのある先輩の勧めだった。最初は義務のように参加していたため正直「つきあい」。だが、地域イベントの裏方として汗を流し、サッカー部で仲間と活動する中、考えが一変。「大人になると中々巡り合えない人脈以上の友人と出会える場」となった。
○…町田市出身。「子どものころから足が速かった」とし、小中学校ではサッカー、高校では陸上部で活躍。大学からはサーフィンにはまり、卒業後もそのために就職を見送るほど。「波に乗る、自然と一体になっているような感覚がいい」と魅力を語り、一時はインストラクターを務めた。だが夫人との出会いと結婚を機にと義父が経営する車両整備の会社に入社。修行を積み、後を継いだ。仕事は週6になることもあるが、「もっと会社を発展させてたい」と経営者としての思いで乗り切っていく。
○…「今日よりも一歩でも前に」が自分自身のモットー。落ち込むような状況が来たとしても前進し続ければ打開できると、これまでの人生で学んだ。そして青年部では仲間もいる。一人のけん引よりも対話。「頼れるみんなとともになら進化できる」と誇らしそうに語った。
|
<PR>