(一社)藤沢青年会議所の理事長に就任した 高梨 大輔さん 辻堂神台在住 39歳
感謝を込めて、新たな一歩
○…50周年の節目を終え、100周年に向けて新たな一歩を踏み出す藤沢青年会議所(JC)。理事長として「感謝〜心と心が未来につながる〜」を基本理念に掲げた。新たなスタートへの感謝、活動を受け入れてくれる地域や周囲の人々の協力への感謝―。「仕事やJCの活動を通して一人では生きていけないことを実感している。感謝は次につながっていくと思う」
○…勤務する(株)門倉組の社長から勧められてJCに入会したのは32歳の時。「先輩の背中は大きかった」と、尊敬や憧れ、追いつきたいという思いを抱いた。小学生の時に出場したサッカー大会を主催している団体だと知ったのは入会してから。「子どものころはJC=ジャパンカップだと思っていた」と笑う。大会を立ち上げた43年前に理事長を務めていたのは門倉組の現会長。JCの歴史や地域の中での役割、縁を感じている。
○…新年度は約50人のメンバーでスタートする。サッカー大会のほか、江の島のライトアップや寺子屋事業など活動は幅広い。より社会に貢献するために会員の拡大は課題だ。「JCが何かを知らなくても、地域貢献をしたいという人はたくさんいるはず。まずは活動を周知していきたい」。JCで得たものは、時に酒を酌み交わし、時に喧嘩もする”本気の仲間”。仲間の頑張りが刺激になることも多いという。理事長として「JCをやって良かったとみんなで感謝できる1年にしたい」と背筋を伸ばし、前を向く。
○…小学1年生と1歳の子の父。多忙な中でも朝は子どもと話し、休日はめいっぱい向き合うことにしている。「こんなに子どもが好きだとは思わなかった」と笑顔。子どもの誕生を機に「自分がなぜ生きているのか」と考えることも増えた。「育ててくれたまちに感謝して貢献するのはもちろん、子どもが良いと思うまちにしたいし、伝えていきたい」。仲間とともに藤沢の地に、感謝の思いを刻み込む。
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