(社)藤沢青年会議所46代理事長に就任した 遠山 大介さん 湘南台在住 38歳
仲間を信じ、自分を信じる
○…新スローガンは「挑戦〜明るい未来のために踏み出そう一歩前へ」。新理事長として「子どもたちが安心して成長し、誇れるふるさとを残すために何が出来るのか考え、率先して行動する」と、その思いは熱い。
○…入会は2004年。当初、全ての例会や委員会に顔を出したことは、自身にとって貴重な経験になったという。JC活動には「何事にも全力で取り組んできた」ときっぱり。思い出深いのは茅ヶ崎市での会員大会。一人でも多くの人に来てもらいたいと真夜中にポスティングをした。大会後、「若者がまちのために頑張る姿をみて感動しました」と書かれた手紙に「活動の意義を感じ、全ての苦労が報われた」と当時を振り返る。
○…「JCは、団体競技をする大人の部活、みたいなものかな」。今後は「固定化された意識の変革が必要」と語り、「組織の活性化、会員の意識向上を視野に舵取りを行う」としている。自身も昨年は神奈川ブロックに出向、第40回神奈川ブロック会員大会の藤沢への招致に尽力した。「会員大会でのつながりを生かして50周年に向かっていければ」。
○…生まれも育ちも藤沢市。小さい頃は、近所の駄菓子屋に上がり話し込むことも。人懐っこい性格と愛嬌のある笑顔が大きな魅力、リーダーとしての人望も厚い。高校から始めたラグビーはJC活動と共にライフワークの一つとなっている。現在もラグビースクールのコーチとして熱血指導を行う。「子どもの成長を見るのは幸せ」。ラグビーを通じて「仲間を信じること、自分を信じること」を子どもたちに伝える。
○…信頼される組織を確立するためには会員の拡大も重要。「こんな時代だからこそ藤沢を愛する一人として、明るい未来へ向かって地域と共に一歩前へ踏み出していきたい」。穏やかに語るも、一語一語に固い意思が感じられた。
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