神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2014年4月11日 エリアトップへ

いじめ防止へ連携強化 専門の協議会、相談員配置

公開:2014年4月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
市教委の担当職員、いじめ問題に対応している
市教委の担当職員、いじめ問題に対応している

 藤沢市教育委員会は、文科省のいじめ防止対策推進法施行に伴い「いじめ問題対策連絡協議会条例」を4月1日に制定、5月末にいじめ専門の組織を発足させる。関係機関の連携を強化し早期の発見、対応、解決を目指す。

 市にはこれまで、児童・生徒の指導を目的とした組織はあったが、いじめ問題に特化したものが作られるのは今回が初めて。学校、警察、児童相談所、医師などで構成し、各機関の連携を密に図ることが目的だ。市教委によると「いじめは学校の中だけの問題になりがちで、協議会ができることによって連携が強まり対策に取り組みやすくなる」という。市教委は2015年4月の制定を目指し「藤沢市いじめ防止条例」の作成準備も進めており、同協議会はその中心的な役割を担う予定だ。

 藤沢市が発表した「児童・生徒の問題行動等調査」では、12年度に学校が把握したいじめの件数は、小学校で21件、中学校で64件だが、学校が把握しきれていない問題もあり、実態を把握するのは難しいという。市教委は、13年度から「いじめ防止対策担当」を配置し取り組みを進めている。14年4月からは、新たにいじめ防止対策担当スクールカウンセラーを配置。いじめ専門のカウンセラーで、児童・生徒、保護者などの相談に応じ、学校訪問も行っていく。

 カウンセラーを務める清水尚子さんは、「専門家として子どもや保護者の方の心のケアをしながら、いじめの早期発見に努めたい」と抱負を語る。

 同対策担当の窪島義浩指導主事は「学校現場の手助けをしていきたい。子どもたちの笑顔のために、いじめの未然防止、早期の対応や解決ができるよう努力していきたい」と話した。

藤沢版のトップニュース最新6

大型連休、人出前年並み

観光客数

大型連休、人出前年並み

混雑回避、分散化一因か

5月17日

藤沢勢がワンツーV

クライミングユース

藤沢勢がワンツーV

日本選手権で上位独占

5月17日

担い手確保に課題

自治会町内会

担い手確保に課題

デジタルや人材活用視野

5月10日

不要な学生服、必要な人に

不要な学生服、必要な人に

市役所内に「回収ボックス」

5月10日

水と緑の学び場へ

少年の森

水と緑の学び場へ

再整備基本方針を策定

5月3日

トンボロ歩いて「記念証」

藤沢探検隊

トンボロ歩いて「記念証」

児童発案、デジタルで限定発行

5月3日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 5月10日0:00更新

  • 5月3日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook