フットサルの県1部リーグで「アズヴェール藤沢」の監督を務める 大地 悟さん 本町出身 40歳
フットサルが人生
○…藤沢からフットサルの全国リーグ「Fリーグ」参戦を目標に、神奈川県1部リーグで指揮をとっている。リーグは中盤を迎え、チーム成績は3勝1敗1分けで3位(8月4日現在)。優勝に向け、後半戦は負けられない試合が続く。「残り試合、攻めも守りも常にアグレッシブに、死に物狂いで試合に臨みたい」
○…藤沢を拠点とするクラブ「アズヴェール」のトップチームを率いて4年目。今年は主力選手が抜け、チームの顔ぶれは変わったが、若手をうまく起用しながら上位へくらいついている。選手のほとんどは学生や社会人で本業を持ちながらプレーする。そんな選手たちには「結果を残すことも大事だが、プレーを楽しんでほしい」と期待。「試合に勝利することは大きな目標。でも勝つだけでなく、選手も楽しく観客にも喜んでもらえるフットサルを」と目指す理想は高い。
○…藤沢で生まれ、小学生でサッカーを始めた。Jリーガーを夢見て名門国士舘大へ進学するが、プロへの道は険しかった。諦めかけたとき、友人からフットサルに誘われ魅力にはまったという。「人数が少なく、コートも狭い。常にボールと関われるのが楽しかった」。大学卒業後にクラブチームに所属。2007年のリーグプロ化後は「湘南ベルマーレ」「ぺスカドーラ町田」などで活躍した。決して手を抜かず、体を張って最後まで走り続けるガッツある人気選手だった。引退後、「故郷の藤沢のために力を尽くしたい」と発展途上のチーム監督を引き受けた。
○…「フットサルが僕の人生」ときっぱり。「まだまだ知名度の低い競技だが、魅力を広め、野球や相撲のように文化として根付いたスポーツにしたい」。Fリーグの創成期を支えた選手は自らの人生をフットサルに捧げる。
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