1月からブロードウェイミュージカルに挑戦している俳優 小野 功司さん 亀井野出身 37歳
更なる高みを目指して
○…海を渡りいざ、ミュージカルの本場、ブロードウェイへ――。「日本と世界の国々を演劇でつなぎたい」という夢を叶えるため昨年末、11年間所属した劇団四季を退団。「さらなる自身の成長のためにも挑戦しよう」と決心し渡米した。3月からはニューヨークの演劇学校に通う予定で「ミュージカルを本格的に始めるきっかけともなった憧れの地。とにかく、わくわくしている」と目を輝かせる。
○…大学卒業後のアメリカ留学でブロードウェイミュージカルを見た時に衝撃が走った。「いつか自分も出てみたい」。歌と踊りの経験は全くなかったが、帰国後、1年間スクールに通い、がむしゃらに練習に励んだ。その後、某テーマパークのパフォーマーとしてのアルバイトの傍ら、劇団四季のオーディションに応募。見事一発で合格し、ミュージカルの世界に飛び込んだ。「人間になりたがった猫」が初舞台。その後「アイーダ」や「ライオンキング」など数々の有名作品に出演した。
○…中学生の時、市民会館で父と「アンネの日記」を見たのをきっかけに演劇に興味を持ち始めた。元々小説好きということもあり、高校2年生の時の授業では演劇のセリフについて教員と語り合ったことも。「こんなにも一つひとつのセリフに意味があるんだ」と惹かれていった。大学3年生の時には、プロを目指し演劇研究所に入所し、基礎を学んだ。
○…渡米前には2週間ベトナムにボランティアへ。孤児院で英語を教えるプログラムに参加した。そこでの経験から「将来はアジアや世界中の人を演劇でつなげて、子どもたちを笑顔にしたい」と決意。「やりたいと思ったことは行動すれば必ず実現できる。経験は必ず成長につながる。失敗なんかない」
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