20回目を迎える「湘南祭」の2013年度実行委員長を務める 永田輝樹(てるじ)さん 松林在住 49歳
強い思いで節目の大役を
○…4月27日(土)、28日(日)に開催される「湘南祭」が20回目の節目を迎える。茅ヶ崎のビーチで行う恒例行事で実行委員長の大役を昨年に続き担っている。「震災の影響で中止になった一昨年から、2年ぶりの復活開催となったのが昨年でした。喜びを感じながら運営に当たっていたのが前回で、今年は一つの節目となるので、特別な思いで臨んでいます。いつも以上に皆さんに楽しんで貰いたいです」
○…2001年に初めて湘南祭実行委員会のメンバーに加わった。ゴミの収集や自転車・自動車の誘導から、湘南ガールコンテストに抽選くじブース、様々な役割を担当し、2006年には実行委員長も務めた。「運営に携わってきましたので、個人的にも大切なイベントになっています。初夏を迎えるタイミングで『さあ茅ヶ崎の季節だ』というワクワク感が(湘南祭の)魅力ですよね」と、一人の市民としてもこのイベントに思い入れがある。
○…両親の「茅ヶ崎に住みたい」という思いで中学1年の時に横浜から移り住んだ。「当時はよそ者扱いされずすんなり馴染めた」という少年時代。一家の主になった今では「菱沼神輿保存会」に所属し、地元はもとより市内各所の神輿を年間で10回以上担ぐ「熱き茅ヶ崎人」に。様々な活動に関して、家族の協力は欠かせない。「今は湘南祭の件で昼夜問わずにやることが多いので、妻の理解に感謝しています。2人共ラーメンが好きで時間が空いた時に出かけていますが、家族サービスにはなっていないかなあ」と最後には苦笑いの表情を見せる。
○…自らが考える湘南祭の理想は「来場した方々が『昔も今も変わらず楽しかったね』って言い合いながら帰っていくような催し」だ。大岡祭と浜降祭、花火大会と並ぶ催しとなった湘南祭の舵取りとしての重責。そして準備を重ね、成功へ向けた大きな期待感。双方をひしひしと感じながら本番を迎える。
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