茅ヶ崎海水浴場事業協同組合の代表理事に就任した 関谷 達朗さん 海の家「SEA SiDE 達STYLE」オーナー 37歳
今年はチャンスの1年
○…7月6日(土)に海開きを迎えるサザンビーチちがさき。ビーチの風物詩ともいえる海の家で組織される組合の新理事長に就いた。今年はサザンオールスターズ35周年を記念した特設海の家が登場するなど、注目が集まる中での就任を「チャンスの1年だと思っています。全国から集まる多くの方々に、安心できるビーチと茅ヶ崎の良さをPRしたいです」。海の家経営者としては最年少だが茅ヶ崎を盛り上げたいという思いは誰よりも強い。
○…市内共恵の「ら〜めん達」代表。5年前、高齢化などで継続が難しくなった海の家に店長として参加した。余り機会の無い「海の家の運営」に興味を持ち、ラーメン店スタッフの息抜きになれば、というのがきっかけだ。「正直、商売として考えたのも事実ですが、実際は大変でした。海の家で働いた後に店の営業、それが終わった数時間後には海に集合。これの繰り返しで、信号待ちの時間に寝てしまったりしていました。中々利益は出なかったけど何だか楽しかったですね」
○…横浜で生まれ、小学生の時に茅ヶ崎へ。文教大学時代から本格的にバンド活動にのめり込んだ。デビュー話が破談したあたりから将来のことを考え始め、横浜などで飲食の修業を積み30歳を前に独立した。現在はラーメン店と海の家の他、バー「地下達」も経営する。3人娘の父親という側面もあるが「忙しくてパパ的なことは十分やれてはいませんね。家族の理解と色んな人の協力に感謝しています」と飲食業ならではの悩みも覗かせる。
○…茅ヶ崎の海の家に何か新しい風を起こしたいとの思いで立候補した理事長職。「組合の方々に助けて貰いながらやっていきたいです。海へ続く南口も良い店舗が沢山あるので、地元の方にもビーチに来て貰って街全体が相乗効果で盛り上がれば良いと思います」。新理事長と注目が集まるサザンビーチ。今夏の様々な取り組みに期待も高まる。
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