湘南ガールコンテストでグランプリに輝いた 中村 麻奈美さん 平塚市在住 30歳
夢追う姿で人に希望を
○…4月28日に湘南祭で行われた「湘南ガールコンテスト」でグランプリに。「まさか自分が選ばれるとは思わなかったので、本当に驚きました」と結果発表のステージを振り返る。ミスコンに応募したのは初めてで「30歳という区切りの年に、何かに挑戦してみたかったんです」。コンテストの自己PRでは自作の曲「moon(ムーン)lovers(ラバーズ)」を披露。「大好きな茅ヶ崎の海を、夜に眺めている時にできた曲。夜の海面に写る月を、切ない恋のバラードに表現して歌いました」
○…シンガーソングライター活動を軸に、声優やモデル活動も行うアーティスト。また声優を育成する専門学校で発声の講師も務めている。アーティスト名は「一純悠人(いずみゆうと)」。「名前を見ただけでは性別が分からないイメージにしたくて」と、ライブハウスで力強くハードロックを歌い上げる姿は、水着の湘南ガールとは真逆の印象。「どちらも自分自身。幅広く表現をしていきたいんです」と笑う。
○…川崎市に生まれ、5歳の時に移り住んだ平塚市で現在も両親、弟と暮らしている。幼少の頃にTVアニメのサウンドトラックに衝撃を受けて「歌手になりたい」という夢を抱いた。中学卒業後に音楽の専門学校へ入学し、自己表現の技法も学び、16歳頃からギターやDTM(パソコンでの音楽製作)で作詞作曲を開始。今では曲のアレンジまで自分自身で全てこなす。「挫折や『もう諦めてしまおうかな』ということは今までたくさんあった。でも今回頂いた賞のような大きなきっかけが励みになり、続けて来られたんです」
○…「地元湘南の地域活性のために活動したい。茅ヶ崎の魅力を発信して、今年の夏は多くの人に茅ヶ崎の海へ足を運んでもらえたら」と湘南ガールとしての意欲は十分。これからも「自分の夢を追い続けていくことで、ステージを見てくれる人の夢や目標への支えになりたい」と自身の夢にひたむきに向き合い続ける。
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