第45回県中学校総合体育大会の柔道個人戦(7月29日/伊勢原市体育館)で、浜岳中学校柔道部が男子2人、女子4人が優勝するという快挙を果した。6人は全国大会に出場する。前日に行われた団体戦でも、男女ともに準優勝。浜岳旋風を巻き起こした。
柔道個人戦は、体重別に男子8、女子7の15クラスで試合が行われた。浜岳中はその3分の1以上を独占したことになる。同部の前顧問で現在も指導している中教育事務所の真田州二郎さんは、「(顧問として常に側にいられなくなったが)子供が苦しみ、迷いながらも、自立して努力してくれた結果だ」と、教え子の活躍に声を弾ませた。
平塚柔道協会の奥山晴治会長も「かつてない快挙。中学の試合は差がつきにくく延長戦にもつれることが多い。スタミナと闘志が勝敗を分ける。子供たちは部活動の終わった夜も、協会の道場に通っていた。練習量はどこにも負けない」と目を細めていた。
今回優勝したのは、酒井勇輝君(3年・男子73kg級)、中村親良君(3年/男子81kg級)、五十嵐真子さん(2年/女子44kg級)、鈴木はるかさん(3年/女子48kg級)、佐俣詩帆さん(3年/女子52kg級)、萩野美咲さん(3年/女子57kg級)。
他にも、高橋嵯昴君(3年/男子66kg級)が準優勝、芦川泰隆君(3年/男子73kg級)と坂牛つばさ君(3年/男子81kg級)が3位に入賞。3人は関東大会へ出場する。
28日に行われた団体戦では、男子が東海大相模、女子が相原中に決勝戦で惜敗して準優勝。どちらも関東大会に駒を進めた。
全国大会に出場する6選手は、「日頃の努力の成果を出せたと思う。全国大会はオール一本で優勝したい」と話すなど、揃って”日本一”を口にしていた。
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