スターモールアーケード改修 8月末に着工 環境整備事業の柱に
湘南スターモール商店街で、今月末からアーケードの改修が始まる。同商店街振興組合(常盤卓嗣理事長)では、雨漏りなどの老朽化が目立つ商店街の”顔”を刷新することで、通りの活性化につなげようと意気込んでいる。
改修にかかる総事業費は約3億円で、3分の2は経済産業省の中小商業活力向上補助金を活用する。市の補助金認定も受けたことで、商店街の負担は約7〜8千万円となる。来年3月初旬までの工事完了を予定し、工期中もアーケード下部の歩行は可能という。
現在のアーケードは、昭和61年の架設から約25年が経過し、雨漏りや構造体の腐食が進んでいる箇所も多い。同組合では「湘南スターモール商店街通り環境整備事業」の柱として、アーケードの改修を協議してきた。
同事業には、通りの活性化を目的とした行事なども盛り込まれ、今年度は商店街の若手有志による研究会の立ち上げや、商店街の七夕イメージキャラクター公募、自転車のマナーアップ向上を訴えるキャンペーンなどを予定している。
常盤理事長は「アーケードの改修は、中心商店街を活性化させる手段のひとつと位置づけている。魅力ある商業活動につながるソフト面の事業も積極的に行い、スターモールの環境を整備していきたい」と話している。改修に伴い、アーケード部分の歩道についても市に整備を働きかけていくという。
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