子どもの読書活動優秀実践団体として、なでしこ公民館の「なでしこ図書ボランティア」(岡本喜久江代表)が10月29日、文部科学大臣表彰を受賞した。同表彰では、一昨年度の「あすなろ文庫」(花水公民館)、昨年度の「ひまわり文庫」(金目公民館)に続き、3年連続で市内ボランティアが受賞する快挙となった。
この表彰は、子どもの読書意欲を高めるため、優れた取り組みをする団体と個人を顕彰する制度。今年度は、全国52団体と個人3名が受賞している。
なでしこ図書ボランティアは94年、なでしこ公民館が新設されたのを機に市民有志で活動を開始。同公民館内の図書室で、本の貸し出しや整理などを続けてきた。今回の表彰では、子どもが関心を寄せるような本を揃えたり、図書室に気軽に遊びに来てもらえるように工作教室やアニメ上映会を開いたりと、読書意欲を高める工夫が評価された。
岡本代表は「地域の子どもに読書に親しんでもらえるよう、活動を進めていきたい」と抱負を語る。市内からの3年連続の受賞について、市社会教育課の職員は「平塚市は公民館が小学校区ごとにあり、地域自治の土壌も豊かだからではないか」と理由を挙げていた。
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