平塚駅前中心街の湘南スターモール商店街振興組合(常盤卓嗣理事長)が7日、賑いづくりに優れた取り組みをしている商店街を表彰する「第1回かながわ商店街大賞」(神奈川県・商連かながわ、神奈川県商店街振興組合連合会など主催)で準大賞を受賞した。
今回のコンクールには県内29団体が応募し、大賞は協同組合元町エスエス会(横浜市)で、準大賞にはスターモール商店街を含む5団体が選ばれた。
スターモール商店街は「マンネリ打開」の取り組みが評価された。
同商店街は昨年、老朽化したアーケードを全面改修。ソフト面でも、七夕まつりのメーン通りに位置する環境にちなみ、織り姫と彦星の商店街公式キャラクターを作成するなど、「七夕の商店街」を印象付ける取り組みを展開した。
また、七夕まつりの期間中には「出会いのまち」を切り口に、竹飾りの下を新婚カップルがパレードするという「七夕結婚式」を初めて開催し、明るい話題を振りまいた。
こうしたユニークな取り組みは、七夕を切り口に活性化を計りたいという埼玉県大宮市の商店街が今月視察に訪れるなど、「同業」からも注目されている。
常盤理事長は「商店街の活性化には、商売してみたいという環境を作るという発想も大切。危機意識をもって、今後も魅力的な商店街づくりに励みたい」と話していた。
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