平塚学園高校陸上競技部(井上行雄顧問)の芳賀鼓(はがつづみ)さん(3年)が、7月30日から大分県大分市の大分銀行ドームで開催される全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に、女子円盤投の種目で出場する。
県大会を1位通過した芳賀さんは、続く南関東大会を自己ベスト42m11に迫る42m10の記録で2位に入賞。昨年に続き、全国大会への切符を勝ち取った。
井上教諭によると、今年のインターハイ出場資格を持つ選手の中で芳賀さんは全国7位にランキングしているという。「十分表彰台を狙える位置につけている」と、井上教諭は教え子の活躍に期待を寄せる。
万全の体制で全国へ
昨年のインターハイ出場時に比べ、芳賀さんは自己ベストを大きく伸ばしている。その要因は、「回転の力を円盤に伝達させる技術を向上させる」という自身の課題を克服できたところが大きいという。
「課題克服のため、先生とたくさん話しあった」と芳賀さんは話す。ターンを一から変え、足を使って円盤をしっかり振り切る動作を身に付けることで自己ベストを更新するだけでなく、安定感も増した。
「この1年間で円盤投げの本数をこなし、自分の動きを意識できるようになったことが大きい」と井上教諭は分析する。「教えることはもうない。あとは小さい大会でモチベーションを維持しつつ、怪我のないよう調整するだけ」と、大会に向け万全の体制だ。
高校最後の全国大会となる芳賀さんは、「1本1本何をどうすればいいか落ち着いて考えながら投げて、平常心で力を出し切りたい」と意気込みを語った。
女子円盤投は、8月1日に競技が行われる。
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