ボディーボードの各国プロ選手が参戦するIBAワールド・ツアーの今季開幕戦で、今月18日〜28日に開催される大会「ザ・パイプ・チャレンジ」=会場/ハワイオアフ島パイプライン=に、市内虹ケ浜在住の近藤義忠さん(33)が出場する。
同大会は、昨年のワールド・ツアーのランキング上位選手や世界各国の代表選手らが出場し、世界最大級の大会とされている。
近藤さんは19歳でプロ転向後、JPBA(日本プロフェッショナルボディボーディング連盟)などの主催する国内ツアーで24回の優勝、6回の年間ランキング国内1位の実績を持つ。
昨シーズンはランキング3位に入り、JPBA代表のシード選手として今季「ザ・パイプ・チャレンジ」への出場権を勝ち取った。
近藤さんによると、同大会の本戦は6回戦のトーナメント方式。1試合4選手で技の難易度を競い、得点上位2名が次の試合に進む。大会会場のパイプラインは、「チューブ」と呼ばれるトンネルを形成する波で知られ、その波をくぐり抜ける「チューブ・ライディング」の大技が高得点の対象となるという。
近藤さんは同大会に過去8回出場。前回大会ではチューブ・ライディングの大技を成功させるなど、準々決勝まで進み、自身最高となる9位の成績を残す健闘をみせた。
今回の出場にあたり、近藤さんは地元をはじめ多くの知人から遠征費などの支援を受けたという。「応援してくれる方々の気持ちの分まで頑張らないといけない。決勝まで進んで表彰台に上りたい」と意気込む。
近藤さんは現在、茅ヶ崎市内のスポーツショップでアルバイト勤務しながら国内ツアーを転戦する毎日を送る。家庭では三女の父であり、競技生活は家族の理解にも支えられているという。「格好いい父でありたいという気持ちもモチベーションになっている」と話し、世界の舞台での活躍を期していた。
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