河川敷の美化に尽力 座禅川をキレイにする会に表彰
座禅川をキレイにする会(杉山昇会長)が、神奈川県県土整備局が行う2013年度ボランティア表彰を受賞した。2月6日、土屋公民館で平塚土木事務所の村松正敏所長から表彰状と記念品を受け取った。
県が管理する道路や河川、公園の施設などで清掃、樹木の世話、草花を植栽するといった地道なボランティア活動を実施する団体におくられるボランティア表彰。同会は土屋地区を流れる座禅川の座禅橋から佐の橋間で9年間、定期的に美化活動を行ってきた。
表彰式で村松所長は「苦労をおかけしていますが、楽しく作業してくださり嬉しい。地域活性化につながっているようなので、今後は若い人とも一緒に活動してください」と感謝の意を表した。杉山会長は「これを励みにますます活発に活動していきたい」と話した。
以前は両岸に篠竹が生い茂り、景観や治安悪化の懸念から散歩できる状態ではなかった座禅川。「畦道は車が通り危ないから、河川敷を歩けないか」という地元の声を受け、2005年に杉山会長が住民に会発足を呼びかけたところ、120人が集まった。竹藪は初めに土木事務所が伐採し、その後は年2回、会員が草刈りと清掃を続けている。1回で収集される草木は95リットル袋50個分にものぼる。
「景観がよくなっただけでなく、ごみを捨てたりできないようみんなの目が光るようになったことが一番の収穫だと思う」と会長。刈り取られた草は堆肥に活用されるなど資源還元にも役立っているという。
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