日産車体湘南工場第一地区の跡地(天沼、宮松町/約18・9ha)について、平塚市は同社提案をもとにした都市計画の決定・変更手続きに着手する。3月26日の記者会見で発表した。市は4月中に都市計画素案を作成し、周辺住民らへの素案説明会を開催。今年夏ごろの都市計画決定、変更告示を目指すとしている。
工場の跡地利用を巡っては、日産車体と三井不動産が2012年3月、市と事前に合意した開発の方向性をもとに、「ららぽーと」などを想定した大型商業施設を含む土地活用案を市に提出。都市計画の変更が伴うため、3者間で協議を進めていた。
市は3月26日、日産車体が開発に必要な用途地域の変更などを求めて昨年1月に提出していた都市計画提案について、一部を修正して都市計画手続きを進めるとの見解を通知した。
市が同社提案に修正が必要としたのは、工業地域のままだった「住宅地区B」(上図)の用途を近隣商業地域と第一種住居地域に変更、それに伴い第4種高度地区(31m)から第2種(15m)に変更するなど。市の都市マスタープランとの整合性を図った。
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