「振り込め撲滅」訴え 市民総決起大会
振り込め詐欺の撲滅をめざそうと平塚警察署(鳥海保弘署長)は5日、「振り込め詐欺撲滅市民総決起大会」を市教育会館で開いた。
落合克宏市長をはじめ、平塚市防犯協会、平塚市コンビニエンスストア防犯協会など日頃から地域の防犯に尽力している団体から総勢180人が参加。同署の防犯キャラクター「平塚戦隊ボウハンジャー」も登場し、参加者全員で「振り込め詐欺を撲滅するぞ」とシュプレヒコールが行われた。
イベントでは、県警職員が振り込め詐欺の傾向や対処法を紹介。最近では市職員などを装い、「医療費の払い戻しがあるからATMまで来い」と誘導する還付金詐欺や、架空請求詐欺が増加しているなどと注意を呼びかけた。また金融機関職員による未然防止の体験談や、署員が犯人役に扮した振り込め詐欺の寸劇も披露された。
同署によれば、今年に入り市内で発生した振り込め詐欺は18件で、被害総額は6500万円にのぼる(6月8日現在)。鳥海署長は「今後は高齢者宅を署員が個別に巡回するなど、さらなる警戒を呼びかけていきたい」と話していた。
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