平塚市議会の6月定例会が2日に開会し、市は3億2401万円の一般会計補正予算案を提出した。補正後の一般会計累計額は811億7401万円。
今回の補正予算案では、防災行政用無線について4250万円を計上した。市から情報発信する親局をデジタル化し、受信局が未整備だっためぐみが丘に新局を整備する。新受信局は市内初のデジタル対応局として整備し、市内に123局ある他局は今後、デジタル化を順次進めるという。
また、平塚市民センター耐震補強工事について、実施設計委託料の780万円を計上した。設計は2015年〜16年度の継続事業で、総額2600万円を見込んでいる。市担当課は「来年夏ごろまでに設計を終え、工期や規模、金額が分かり次第、すみやかに工事に着手したい」としている。
マイナンバー法が10月に施行することを受け、来年1月以降に個人番号カードを申請者に交付するため、国補助金などを財源とした9658万円も計上した。制度周知のためのコールセンターや臨時窓口も年内に設置する。
他には、環境影響予測評価書作成委託料などツインシティ関連費464万円▽消防団の装備拡充費2923万円▽美術館の小学生対象「対話による美術鑑賞」開催費134万円など、予算案に盛り込まれた。
一般会計補正予算案のほか、市は20議案を定例会に提出した。平塚市福祉会館の耐震補強で2億4840万円の工事を発注する契約▽新庁舎建設費を約3億1352万円増額する工事請負変更契約▽▽競輪事業から撤退した藤沢市との和解契約=中面に関連記事=など、議会で審議される。
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