県は夏の海開きを前に、県内27カ所の海水浴場で行った水質調査の結果を発表し、全ての海水浴場で泳ぐのに問題がないと判定した。「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク」は、昨年の「適A」から「可B」に水質が低下した。
湘南ベルマーレひらつかビーチパークは、水質の程度を示す代表的な指標とされる「COD(化学的酸素要求量)」の上昇が見られたことから、判定が見直された。
最も水質状態が良い「適AA」の海水浴場は、藤沢市の「辻堂」、小田原市の「江之浦」、湯河原町の「湯河原」など11カ所。葉山町は3カ所の海水浴場全てが「適AA」だった。
調査は今年5月11日〜18日までの間で2日間、1日2回の採水でふん便性大腸菌群数と油膜の状況、透明度、COD、腸管出血性大腸菌O157の有無について、環境省の定める水質基準で判定した。O157は全海水浴場で不検出だった。5月11日と14日に25カ所で実施した放射能濃度測定でも、セシウム134及び137は検出されなかったという。
湘南ベルマーレひらつかビーチパークでは7月18日に海開きを迎え、9月6日まで開設される。県内で最も早い海開きは、逗子海水浴場の6月26日。
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