統一地方選で再選した落合克宏市長は新体制に向けた組織編制を行った。副市長には、前企画政策部長の井上純一氏(59)と元神奈川県幹部職員の石黒順一氏(62)を指名、2日の市議会で選任案が承認された。また、4日発令の人事異動では、企画政策課にシティプロモーション担当課長のポストを創設するなどの組織改編を行った。
副市長に就任した井上氏は1978年に市入庁、総務部税務担当部長や公営事業部長、企画政策部長を歴任している。落合市長は2日の議会で「幹部職員として市政に精通している」と選任理由を説明した。
石黒氏は75年に神奈川県入庁、環境農政部長や環境農政局長など務め、2012年に退職した。落合市長は「神奈川県政をはじめ、地方自治に幅広く精通している」と評価し、県とのパイプづくりに期待を寄せている。
両副市長の任期は19年6月3日までの4年間。
プロモーション担当新設平塚市の魅力発信へ
平塚市の魅力を効果的に発信するとして、今回人事で企画政策課に新たに置かれたシティプロモーション担当は、「選ばれるまち」を市政方針に掲げる落合市長の肝いりで創設された。
市によると、プロモーション担当は市内にあるスポーツ施設やバラの名所、水産物など、平塚の好材料を市内外に発信。七夕まつりやふるさと納税を生かした知名度アップの取り組みも視野に入れるなど、「今後の方針について現在、庁内のプロジェクト会議で詰めている」という。
市の人事異動は4日、管理職6人を含む10人に発令。シティプロモーション担当課長を配置し、統一地方選を終えたことから、選挙管理委員会事務局職員を減らす措置が講じられた。部長・課長級の異動は次の通り。敬称略、カッコ内は旧職名。
▽部長級異動/企画政策部長・石田有信(健康・こども部長)▽部長級昇格/健康・こども部長・高橋勇二(社会教育部スポーツ課長)▽課長級昇格/企画政策部企画政策課シティプロモーション担当課長・下田宏(議会局次長代理)、社会教育部スポーツ課長・小泉一郎(健康・こども部こども家庭課課長代理)
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