市は、環境事業センターの余熱利用施設整備について、今年10月に着工する見通し。施設の建築費など2件の工事請負契約について、現在開会中の市議会9月定例会に議案を提出している。
建築費は8億3160万円で、衛生・空調費は3億1341万6千円。18日の本会議最終日に提案が議決されれば、正式に両社と本契約を結ぶ。電気工事費と基本実施設計委託費を含めた事業費総額は、13億3831万1700円。供用開始は2016年度中を予定している。
余熱利用施設は、環境事業センターのごみ焼却に伴い発生する熱エネルギーを活用し、市民の健康増進や交流の場として整備するもの。大神の東部福祉会館「白寿荘」にある老人福祉機能を移設することで、地域の介護予防拠点としての役割も担う。
ウォーキングやエアロビクスなどが行える水中トレーニング漕(20m×8m)、トレーニング室などの健康増進施設と、浴室や機能回復訓練室、栄養指導室などの老人福祉施設を設ける。
建設地は、環境事業センター北東の相模川沿いにある市有地で、鉄筋コンクリート造地上2階、地下1階建て。延べ床面積は2600平方メートル。
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