平塚商業高校(金森慶一校長)が22日、県生徒商業研究発表大会(二宮町/県高等学校教科研究商業部会主催)に出場し、「地域創生に関する研究―コトを見つけ、モノを広め、ヒトを結ぶ―」を発表、10年ぶりに最優秀賞を受賞した。
この大会は、商業高校が日頃の学習や研究の成果を発表し、表現力やコミュニケーション能力を育成するもの。県内7校が出場し、直売所の始め方や摘果みかんの活用法など、ユニークなアイデアを競い合った。
最優秀賞を受賞した同校2年の市川未歩さんと大津結菜さん、鈴木琴音さんのグループは、授業で取り組んだ福井県大野市の観光プロデュース研究を土台に、20代女性の観光誘致と首都圏商店街の空き店舗対策を解決するビジネスモデルを発表した。
内容はバスを活用して大野市と平塚市を結ぶプラン。金曜朝に大野市から出発したバスはその日の夕方に平塚市に到着し、商店街の空き店舗で日曜まで物産展を行う。また、このバスが金曜夜に20代女性を乗せて平塚市を出発、土曜朝に大野市に到着し1泊2日で観光するプランを提案した。
鈴木さんは「受賞できてうれしい。全国大会でも自信をもって発表できるようプレゼンの練習に取り組んで完成度を高めたい」と意気込んでいる。
全国大会は11月に静岡県で催される予定。
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