湘南ひらつか七夕まつり実行委員会(福澤正人委員長)は3月26日、市役所で記者会見を開き、今年の七夕まつりの通常開催を断念したことを発表した。大型飾りやパレード、露店は中止。規模縮小した代替企画の検討を進める。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、通常開催の中止を余儀なくされた。「第70回」の冠は昨年に引き続き今年も使用せず、来年へと持ち越しとなる。湘南スターモールなど中心商店街の交通規制をせず、大型飾りやパレード、露店の出店は行わない。
3日間で150万人の来場がある七夕まつり。「密」になり飲食を伴うことで感染拡大の懸念が払しょくできないことが通常開催中止の理由だ。
2年連続「複雑」
実行委員長の福澤氏は「昨年も中止、今年も中止。(中止は)初めてのことでこのまま来年できるのか不安。来年につなげていかなければならない。やれるものならやりたかった」と複雑な心境を吐露した。
実行委員会では代替企画の実施を求める声が多かったといい、7月7日を中心とした1カ月間で七夕の雰囲気を伝えるイベントを開く方針も打ち出した。常盤卓嗣副会長は「各団体が工夫して新たな七夕まつりを考えたい。商店街に竹飾りを掲示することなども検討している」と話した。
スターライトポイントも
落合克宏市長は中心街振興策として、プレミアム付きキャッシュレス決済「スターライトポイント」を七夕にあわせて実施することを表明した。
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