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平塚版 公開:2021年9月9日 エリアトップへ

平塚農商高 シイラで地域の魅力発信 地元飲食店と商品開発

経済

公開:2021年9月9日

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(左から)小澤さん、金子さん、国分店長
(左から)小澤さん、金子さん、国分店長

 地場食材で平塚の魅力を発信しようと、平塚農商高校3年の金子航大さんと小澤豪さんが「シイラの竜田揚げ」を開発。ポパイ上平塚店(ヤマダ電機内)=国分信祥店長=の協力のもと、9月3日から5日まで販売した。

 同商品は下味をつけたシイラを片栗粉で揚げたもの。ハワイでは高級魚として知られるシイラはクセも臭みも少なく、子どもでも食べやすいという。

 商品はプレーン味の一種類で、価格は税込300円。3日間で47食を売り上げた。本来であれば生徒が店頭販売を行う予定だったが、新型コロナの影響で中止に。金子さんは「本当はヤンニョム風など他の味も用意する予定だった」と少し残念そうだ。

 課題研究の授業の一環で、今年春から商品開発に動き始めた2人。料理の経験はまったくなかったというが、下味に工夫を加えるなど4回の試作を経て、満足のいく味に仕上がった。

 小澤さんは「商品を通して、平塚の特産品の魅力をもっと多くの人に知ってもらえれば」と期待を寄せた。

 期間中、購入者にアンケートを実施。高橋礼之助担当教諭は「今回で気付きを得て、また今年度中に改良した商品を販売できれば」と話した。

生徒の成長見守る

 これまでも地元商店とシイラの商品開発に取り組んできた農商高。市内黒部丘の鳥仲商店では2018年に生徒と開発した「シイラのカレー春巻き」を現在も販売している。

 今回、生徒たちに協力したポパイの国分店長は、「生徒たちが意外としっかりした商品を考えてきた」と感心する。

 さらに良い商品にするため、量を減らし、価格を抑えるなど購入者が買い求めやすいようアドバイスをした。国分店長は「商売を勉強している学生たちに、少しでも役に立てたら」と優しいまなざしを向けた。
 

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