大型物流施設など建設が進む市内大神地区のツインシティ整備事業。今春にはイオンモール(株)の大型商業施設「ジ・アウトレット湘南平塚」の開業も控え、街の経済活性化への期待が高まっている。同施設と連携する湘南ベルマーレ、同地区土地区画整理組合の小林茂理事長に、事業へかける思いを聞いた。
ツインシティ整備事業については、平塚市は今後10年間で約6100億円とする経済効果を試算している。その経済活性化の先駆けとなる大型商業施設の特色は、地元スポーツクラブとの連携による”地域創生”だ。
地元クラブと地域創生
今春開業する大型商業施設「ジ・アウトレット湘南平塚」には湘南ベルマーレが監修するフットサルコートが併設される。クラブの広報担当者は「大神地区はベルマーレの前身であるフジタ工業サッカー部の発祥の地として、サポーターにとっても特別な場所。クラブハウスの展示スペースでクラブの歴史に触れてもらい、定期的にイベントやプロモーションを展開しながら、ジ・アウトレット湘南平塚様と共に、ホームタウンである平塚を盛り上げていければ」と期待を寄せる。
1月28日、まちびらき
整備事業を主管する土地区画整理組合の小林理事長は、「事業着手から7年余り。相模小学校をはじめ、大型物流施設などが開業し、地域はもちろん、平塚市の北の核として新たな街ができあがってきた。将来にわたり平塚市の顔としてますます活性化していくことを期待したい」と話す。
大型商業施設の開業に向けては、「同施設は県央湘南地域で初のアウトレットモール。東名や新東名、圏央道を利用した広域な商圏が見込まれており、平塚市の経済発展と魅力アップに繋がるものと考えている。今春の『まちびらき』を機に市民の皆様には生活基盤やショッピング、雇用の場としてご活用いただければ」と展望を話した。
同地区の「まちびらき」は1月28日(土)に同施設の敷地と大神公民館で開催される。当日はチアリーディングのステージやキッチンカーの出店などが予定されている。
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