東海大学ラート部が8月に行われた「第18回全日本学生ラート競技選手権大会」(インカレ)に出場し、優秀な成績を収めた。
ラートはドイツ発祥のスポーツで、2本の鉄の輪を用いて様々な体操を行う。競技は3種目あり、2本の輪を接地させて前後に回転する「直転」、1本の輪だけ床に接地させて回転する「斜転」、転がしたラートの上を越えたり跳び下りたりする「跳躍」がある。
主将の丸山夏未さん(体育学部2年)は、規定演技の部個人総合と自由演技の部女子跳躍で優勝、志賀健吾さん(同4年)は規定演技・自由演技の部男子跳躍で優勝、西園啓冴さん(工学部2年)は規定演技の部新人賞で1位となった。3人は12月に行われる全日本ラート競技選手権大会にも出場する。
昨年のインカレでは、規定演技の部個人総合で2位だった丸山さんは、今大会では3種目全てで2位となり優勝した。「練習通りに演技した。昨年より場数を踏んでいたので自信があった。全日本大会でも結果を残して世界大会に行きたい」と丸山さん。
志賀さんは「最後の演技でライバルたちがミスをしなかったので焦ったが、優勝できて良かった」と笑顔を見せた。西園さんは「斜転でミスしてしまったので、全日本ではリベンジしたい」と誓った。
16年ぶりに部活開始
中学2年生の時にラートを始めた丸山さんは、日本ラート協会の大塚隆会長が教授として在籍していることを知り、同大学に入学。メンバー不足で活動していなかった同部を16年ぶりに復活させた立役者でもある。
丸山さんは「今回の結果で、ラート部が復活したことを先輩方に伝えられうれしい」と喜んだ。
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