東海大学ライフセービングクラブCREST(大越正大部長)の女子チームが2月24日、静岡県で開催された「第3回全日本学生ライフセービング・SERC選手権大会」で優勝し、年間のシリーズ優勝を2年ぶりに奪還した。
実際に起こりうる水辺の事故を想定し、4人1組のチーム、持ち時間2分で救助対応の達成率を競った。東海大女子は抜群の連携を見せ、男女を含めた全体でも2位となる54・6%の好成績で優勝を勝ち取った。
主将で今大会のチームリーダーも兼ねる金子彩紀さん(3年)は「これまでの大会で一番の手応え。後悔ない演技ができた」と振り返る。
男子チームは昨年3位の雪辱に臨んだ。一つ一つは練習通り進められたものの対応の優先順位を誤り、40・6%で5位にとどまった。チームリーダーの本名新さんは「就活や実習と重なり自分たちはおそらく来年リベンジが難しいが、後輩たちに託したい」と思いを語った。
今大会を受け、3大会の総合成績で競う全日本学生シリーズで女子は2年ぶりの王者奪還。男子は3位入賞を果たした。
金子さんは「今年は特に出場できる人数が少なかったが、来年は他大会とも日程がばらけてフルメンバーで臨める。連覇を目指したい」と話し、男子主将の本間春翔さんは「悔しい結果となったが、部全体のスイム力など着実に伸びている。来年こそは優勝を」と意気込んだ。
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