平塚市が、市内バーベキュー場の整備を検討していることが、14日の市議会本会議で分かった。都市整備部長が、数田俊樹議員(清風クラブ)の総括質問で明らかにした。
都市整備部長は議会答弁の中で、「バーべキュー場設置についての市民ニーズがあることは認識している」とし、「どこにどういう形態で市民にバーベキューを楽しんでいただけるか、今後も検討したい」と話した。
また整備条件に、安全確保ができる広さの場所、駐車場の確保、他の公園利用者と施設への配慮、近隣住民への影響を挙げた。
みどり公園・水辺課によると、整備時期や場所は未定とした上で、同課の所管している総合公園や湘南海岸公園、馬入ふれあい公園、高麗山公園などを候補地に想定。指定管理者制度の活用も視野に入れている。
バーベキュー場の整備をめぐっては、市と神奈川県が合同で海岸地域の再整備を検討しているビーチプロジェクト会議の中で、龍城ヶ丘プールの跡地利用案の一つとして浮上した。しかし、排水処理や土地の規模、風の影響などから、同跡地でのバーベキュー場整備は困難と、今年3月に結論付けた。
議会で質問した数田市議は本紙取材に、「受益者負担の運営であれば、初期投資を回収し、新たな収益事業にもなる。市外から人を呼び込む効果も生むはず」と話していた。
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