平塚市議会 議員定数 2減の見通し 9月定例会に条例改正案上程へ
平塚市議会の議会運営委員会は11日、議員定数を現行の30から28に減らす条例改正案を、清風クラブ、湘南フォーラム、公明ひらつかの3会派で9月定例会に共同提案することを申し合わせた。※9月16日現在
25日の本会議最終日に即日採決する。3会派で過半数の議席を占めることから、条例改正案は可決の可能性が濃厚とみられる。
議員定数をめぐっては、5月15日の議運で清風クラブが見直しを提案し、議会活性化検討委員会と会派代表者会議の席で方向性を探ってきた。
9月11日の議運で清風代表の片倉章博氏は、議員1人にかかる経費を年間約1250万円と試算し、2減により年間2500万円近い財政効果が見込めると説明。歳出削減で議会費の適正化が図られると主張した。
湘南はこれまで4減案を提示していたが、会派代表の出村光氏は「マイナス2でまとまるのであればそれに同調したい」と歩み寄り、公明の秋澤雅久代表も「会派としても2減の28にする考えだ」と理解を示した。
日本共産党平塚市議会議員団は、一貫して定数見直しに反対の立場を示している。松本敏子代表は「(議員に対して)市民の血税がどのように使われているかを十分審査すべき。定数削減というだけの議会改革には反対だ」と述べた。平塚自民クラブの岩田耕平代表は、定数見直しに対する態度を保留、改めて会派に持ち帰り協議を続けている。
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