横浜ランドマークプラザで先月29日に開かれた書道パフォーマンスコンテストで、平塚江南高校書道部が優勝を飾った。
音楽に合わせて体を動かしたり手拍子をしたりして、巨大な用紙に単語や文章などを書く競技。映画やドラマで取り上げられたことで全国的に認知度が広がり、同校書道部でも5年ほど前から取り組んでいる「お家芸」だ。
大会には、県内の小学生から高校生までの7チームが出場。5分の制限時間内で4m×2・4mの用紙に筆を走らせた。
同校は、朱墨を使った「飛龍」の2文字が印象的なメッセージを、持ち前のリズミカルなダンスを踊りながら豪快に書き上げた。「龍」の中に目を表す黒墨を入れた樽木奈生美さん(3年)は「昨年は賞をとれず、今年こそ優勝を狙おうという意気込みを見せたかった」と、墨を飛び散らせるような筆さばきで大役を果たした。
大会に向けてパフォーマンスに磨きをかけようと、昼休みなど部活以外の時間はダンスの練習を欠かさなかったという。部長の高橋美春さん(3年)は「激しいダンスは江南書道部の持ち味。先輩たちが築いてきた伝統を受け継いで優勝することができて本当に嬉しい」と笑顔で話し、ダンスの振り付けにも関わった成見玲菜さん(3年)は「曲に合わせた踊りで江南らしさを表現することができて良かった」と振り返った。
|
<PR>
平塚版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|