2012年に平塚市が作成した地震防災マップと津波ハザードマップが改訂され、17日に11万3千部が全戸配布される。県が想定する地震や津波による市内各地の被害状況を、見やすさなどに工夫して紹介している。
地震防災マップは、平塚市の大部分で震度7を記録し、1220人の死者を出すと予想される大正型関東地震を想定。各地の予想震度と建物全壊率を色分けしたほか、4月から始まる耐震診断の全額助成をはじめ、地震関連の補助金制度についても紹介している。
津波ハザードマップは、最大浸水面積2平方キロメートル、最大津波9・6mを起こす規模の地震を想定。今回から地図中に等高線や海抜値を加え、地形を目で捉えられるよう陰影図も採用。拡大図の縮尺を前回よりも上げるなど見やすさを工夫した。
両マップの改訂は、県が15年3月に津波浸水想定を見直し、5月に県地震被害想定調査報告書を公表したことを受けたもの。今年度の当初予算におよそ1135万円が計上されている。
A1判カラー刷りで、地震防災マップと津波ハザードマップが両面に印刷されている。全戸に配られるほか、市役所や公民館でも配布。市HPでも公開予定。
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