平塚市は、10月1日以降にマイナンバーカードを取得し、同時に電子マネー「ひらつか☆スターライトマネー」をチャージした先着2万人を対象に、20%のプレミアムが付与される市独自の施策を9月27日に発表した。
マイナンバーカード取得促進と地域経済活性化を目的とした同事業。市民の約4割がカードを取得している現況(9月19日時点)で、目標とする5割以上に近づけるとともに、地域独自の電子決済システムの利用も促す。事業費約4000万円が盛り込まれた補正予算案が市議会9月定例会で可決され、10月1日からの施行が決まった。
対象者は、2021年5月1日以降にマイナンバーカードの交付申請をし、同時にマイナポイントの非対象者。加えて、21年10月1日から22年2月28日までにカードを取得し、同期間にスターライトマネーをチャージした平塚市民が対象となる。
カード交付時に引換券を配布。専用窓口で引換券を提示の上、引換券1枚につき、現金5000円のチャージで6000円分のマネーチャージを受けることができる。上限は2回まで。
各種証明書手数料コンビニ交付も減額
またマイナンバーカードを利用してコンビニなどで発行する住民票の写しなどの各種証明書の発行手数料を、10月1日から1通につき50円減額する市独自の施策も施行。期間は23年3月末までとなる。
市マイナンバー推進課は「カードは今後、ワクチンパスポートの電子交付などに活用される見通しですが、申請から発効まで1カ月はかかります。いざ必要な時にすぐに使えるように備えてほしい」と話した。今後ららぽーと湘南平塚などでの出張申請も実施するとしている。
問い合わせは同課【電話】0463・20・9123へ。
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