681人が二十歳の門出 新成人の実行委員会が祝賀会などを企画
昨年の成人式の様子（大磯町）
晴れて大人の仲間入りをする今年の新成人は大磯・二宮・中井3町合わせて681人（男性340人、女性341人）。大磯町と二宮町は成人の日の10日（月）、中井町は9日（日）に新成人の門出を祝う式典が行われる。
成人式を迎えるのは平成2年4月2日から平成3年4月1日までに誕生した若者たち。神奈川県の調べによると県内の新成人は8万5299人（男性4万4466人、女性4万833人）で、前年に比べて467人減少（男性613人減、女性146人増）。これは、調査を開始した昭和48年以降2番目に少ない人数だという。
大磯町の新成人は273人（男性132人、女性141人）。10日（月）大磯プリンスホテルで成人式記念のつどいが開かれる。内容は町長や恩師からの祝辞ほか、参列してくれた恩師へのお礼として新成人が思い出の曲を披露する。会場入口ではボランティアが着くずれを直すサービスを行っている。記念品はカフェタンブラー。
二宮町では304人（男性161人、女性143人）が新たな門出を迎える。成人祝賀会は生涯学習センターラディアンで10日（月）に開催。新成人代表が「二十歳の決意」を発表。記念品は図書カード。
中井町では104人（男性47人、女性57人）が対象。1日早い9日（日）、農村環境改善センターで開催される。式典では男女一人ずつの代表者が「はたちの声」と題して将来の夢や抱負を述べる。記念品は図書カード。
3町いずれの行事も新成人で組織する実行委員会が企画や準備に参加し、式典や懇親パーティーの進行、記念品選びなどに携わっているのが特徴だ。他の市町では、来場者全員で世界一長いバンダナ（ギネス記録）に挑戦（平塚市）、お笑い芸人を呼んでのアトラクション（大和市）、新成人応援ミニライブ（寒川町）などをおこなうところがある。新成人が生まれた頃の出来事は東西ドイツが統一、ペルーフジモリ氏（日系2世）が大統領に、歌手の都はるみ復帰。また流行語は、ファジイ、人面魚、アッシー、オヤジギャルなど。
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