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高校生4人を米国派遣 大磯町の姉妹都市ラシン市へ

公開:2012年7月13日

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 前列左から清水さん・坂本さん・中村さん後列は中崎町長(中央)と新宅会長(右隣)ら
 前列左から清水さん・坂本さん・中村さん後列は中崎町長(中央)と新宅会長(右隣)ら

 大磯町姉妹都市協会(新宅文雄会長)は8日、町保健センターで同町の国際姉妹都市へ派遣する高校生の歓送会を開いた。今年は4人がアメリカ合衆国ウィスコンシン州ラシン市で約2週間のホームステイを体験。日本文化や大磯町のことも紹介し、日米親善を図る。

 ラシン市へ派遣されるのは、清水風花さん(県立二宮高校3年)、坂本和佳乃さん(県立希望ヶ丘高校2年)、横地望さん(県立横浜桜陽高校2年)、中村匠吾さん(桐蔭学園1年)。応募者14人のなかから選ばれた。

 歓送会で新宅会長は「約束とルールを守る。困った人を助ける。家庭生活で大切なこれらをきちんと守る姿勢で、体に気をつけて行ってきてほしい」と話した。また、中崎久雄町長は「米国の人とお互いに心を覗きあい、日米の友好を築き、皆さんが『はやぶさ2号』となって火星以上に大きなものを持って帰って来ることを期待しています」と激励した。高校生には同協会からホストファミリーへの土産として半被や扇子などが託された。

 4人は7月24日に出発、8月7日に帰国予定。今年はラシン市と大磯町が姉妹都市提携を結んで30周年にあたり、新宅会長ら関係者も8月に現地を訪ねる。

▽清水風花さん/姉妹都市であることの類似点やラシン市のよい所などを見つけて今後の交流に繋げたい。この派遣に感謝します。

▽坂本和佳乃さん/アメリカにとても興味があって応募した。土地の空気に触れ、いろいろな人と話し、アメリカ人の考え方や日本人との相違について知りたい。

▽横地望さん/自分の殻を破り、視野を広げるのが目標。生け花をやっているので花を生ける心、日本料理や大磯町の紹介もしたい。

▽中村匠吾さん/世界と渡り合っていくには語学を磨くだけではなく、文化や人々の暮らしぶりなどを理解することが必要。アメリカを直に見て感じてきたい。
 

横地さん
横地さん

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