訓練の集大成に励む 二宮の第3分団が県消防操法大会へ
二宮町消防団(杉崎一夫団長)の第3分団が、7月24日(火)に厚木市の県総合防災センターで行われる第48回神奈川県消防操法大会に中郡代表として出場する。日頃の鍛錬の集大成を発揮する本番に向けて、団員たちは日夜訓練に励んでいる。
消防操法大会は県内市町村の消防団から選抜された団員が消防操法の技術を競い合うことで、さらなる技術向上や士気の高揚、消防団の活動能力の強化を図ることが目的。県と(財)県消防協会の主催で2年に一度開催されている。中郡からは大磯町と二宮町の消防団が交互に出場し、オリンピック開催年の今年は二宮町消防団の番にあたる。
県大会でポンプ車操法の部に出場する第3分団の選手は、大沼英樹さん・前田秋勝さん・田中栄壱さん・林浩二さん・大東克司さんの5人。5月の連休明けに結団式があり、仕事を終えた平日夜間と土日の週4日、町消防本部職員から指導を受け訓練を行ってきた。指揮者の号令のもと、4人の団員がホースをつないで放水、火点標的を倒して整列するまでのタイムや動作の確実性をさらに向上させようと一心に取り組んでいる。選手以外の団員やOBも訓練を支え、6日には坂本町長が激励に訪れた。
同分団の大会出場は20年ぶり。この時は優良賞を受賞した。横澤馨分団長は「迅速に動きの一つ一つを決め、全体をバランスよくまとめ上げたい。40代が中心のチームだが、若い者には負けられない。最優秀賞を目指して大会に臨む」と意気込みを語っていた。
消防団員は非常勤の特別職地方公務員。サラリーマンや自営業者、公務員などそれぞれが本業を持ちながら火災や災害に対応。地域住民の安心・安全を守る活動をしている。
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