1世帯人員数 中井町が最多2.93人 県内の各種統計を発表
1世帯当たりの人数が県内で最も多い市町村は2・93人の中井町(県全体2・33人)。県はこのほど、各種統計指標に表れた33市町村と地域の順位をまとめた冊子「ランキングかながわ(地域編)〜統計指標でみる神奈川〜」を3年ぶりに改訂して発表した。
「ランキングかながわ」は、「人口・自然」「産業・労働」「県民生活」「教育」「安全・医療」の5分野について125種類の統計指標を掲載。昼夜間人口比率や公共下水道の普及率、工業製造品出荷額、乗用車保有車両数、婚姻率、1人当たり県民所得などの順位をまとめている。
今年6月1日時点の県の総人口は907万2471人で、県内33市町村で最も人口が多いのは横浜市の369万7894人。大磯町は23番目の3万2786人。これに次いで二宮町が2万9350人、中井町は9871人で31番目となっている。
人口1万人当たりの薬剤師数では、県全体の値21・7人に対して中井町は1位の54・9人。1人当たり都市公園面積でも同町は愛川町の23・78平方メートルと葉山町の19・44平方メートルに次いで3位の16・90平方メートルだった。
また、大磯町は人口1万人当たり医師数が、伊勢原市62・9人、松田町61・7人に次ぐ26・9人。看護師数も3番目に多かった。一方、2011年の交通事故による人口千人当たり死傷者数は県の5・1人に対して7・5人と、市町村別では3番目の多さだった。
「ランキングかながわ(地域編)」の内容は県統計センターのホームページに掲載。また、冊子は各地域の県政総合センター県政情報コーナーや県立図書館などで閲覧・貸出を行っているほか、県庁新庁舎で販売している。
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