着々と新年の準備 神社でしめ縄作りなど
今年も残すところあと10日。大磯町の六所神社と二宮町の川勾神社では縁起物の破魔矢を用意したり、しめ縄を付け替えたりするなど、新年を迎える準備が着々と進んでいる。
「皆さんにとって新しい年が良い年になりますよう、心を込めて準備しています」。六所神社では元日の参拝者に無料で配るオリジナル長寿箸を2000膳用意。「心身健康・家庭平和」と書かれた箸袋に巫女(みこ)が1膳1膳丁寧に入れ、長寿箸の山を築いている。
また、鬼門・方除守護の神札や絵馬、破魔矢なども準備。祈祷者に授ける昆布のパッケージにシールを貼る作業も急ピッチで進む。12月22日(土)には境内で正月飾りやだるまなどを商う歳の市が開かれる。
川勾神社では、すす払いを済ませた社殿と御神木のしめ縄が真新しいものに付け替えられた。12月14日に氏子総代ら22人が境内に集まり、しめ縄づくりに精を出した。
作業は農家から提供された稲わらを千歯こきのような道具ですくことからスタート。途中でわらを付け足しながら、わらの束2本を2人がかりで捻る。その縄にもう1本の束を編み込んでいく。はみ出したわらをはさみで切り、見た目を整えたら完成。最も長い7mのものを含め、4本のしめ縄をこしらえた。
また、直径3mの茅(ち)の輪も製作した。この輪をくぐって身を清める大祓の神事が12月24日(月)に行われる。
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