651人が二十歳の門出 新成人が祝賀会など企画
大磯・二宮・中井の3町で新成人651人(男性338人、女性313人)が晴れて大人の仲間入りをする。中井町は13日(日)、大磯町と二宮町では14日(月)に成人式を行う。
成人式を迎えるのは1992年4月2日から93年4月1日までに生まれた若者。全国では約123万人(前年比約3万人増)。神奈川県の調べによると、県内の新成人は8万5270人(男性4万4346人、女性4万924人)で前年より721人少ない。
大磯町では262人(男性128人、女性134人)が門出を迎える。成人式は大磯プリンスホテルで開催。中学時代などの写真をスライドショーで紹介するほか、恩師からのメッセージを会場に掲出する。記念品にタンブラーが贈られる。
二宮町の新成人は289人(男性157人、女性132人)。生涯学習センターで成人祝賀会が行われ、新成人代表が「20歳の決意」を発表する。今年は新しい企画として家族からの手紙を募集。受付時に新成人へ配るという。
中井町の対象者は100人(男性53人、女性47人)。農村環境改善センターで成人のつどいがあり、男女1人ずつ新成人が感謝の言葉や抱負を述べる。記念写真を撮影した後、立食パーティーを行う。
3町と同様に県内の多くの市町村では新成人らで組織する実行委員会が成人式の企画・運営に参加、司会進行や記念品選びなどに関わっているのが特徴だ。アトラクションもさまざまで、音楽ライブ(川崎市)、新成人の写真を使ったモザイクアート作成(平塚市)、同日開催する還暦式の参加者との交流(海老名市)、各中学校の校歌を全員で歌う(寒川町)、ヘリコプターによる郷土空中散策(清川村)などがある。
新成人が生まれた頃の出来事は、東海道新幹線「のぞみ」運行開始、バルセロナ五輪200m平泳ぎで14歳の岩崎恭子選手が金メダル獲得、毛利衛さんが日本人初の宇宙飛行、月1回の学校週5日制導入など。
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