神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

新たな観光の核づくり事業 大磯町に認定 日本一の保養地再生目指す

社会

公開:2013年2月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
海岸や緑、歴史施設など地域資源を活用する
海岸や緑、歴史施設など地域資源を活用する

 海外にも神奈川の魅力を発信できる横浜・鎌倉・箱根に次ぐ国際観光地を創出するため、神奈川県がPRや情報提供などで支援する「新たな観光の核づくり認定事業」に、大磯町が提案した事業が認定された。

 同町が提案したのは「三つの舞台を中心にニューツーリズムによる日本一の保養地再生」。

 東海道の宿場町として栄えた大磯は、日本初の海水浴場が開設され、政財界人や文化人の別荘が多く建てられた全国的にも有名な避暑地だった。同町の事業は、この別荘地として栄えた文化的風土や歴史環境を受け継ぎ、豊かな自然環境をいかしながら、大磯港再整備や旧吉田茂邸の再建など新たな魅力を加え、地域一体となってスローライフの似合う国際保養地を目指すというもの。

 具体的には、大磯丘陵を舞台に「グリーンパーク」構想として農業体験交流などを含めた観光保養地づくり、邸園文化交流園を舞台に「邸園文化+地域活動オープンガーデン」による食文化の発信など観光保養施設の創出、こゆるぎの浜や大磯港を舞台に「ブルーパーク」として観光保養地の創出という3つの事業が柱となっている。

 新たな観光の核づくり認定事業では、地域資源の活用や民間資本の活用、地元の盛り上がりなどが認定のポイントとなり、これらを踏まえたうえで「日本一の保養地再生」を目指す同町の姿勢が評価された。今回の認定では県内から6つの事業が提出され、同町のほか伊勢原市の「大山魅力再発見『平成大山講』プロジェクト」も認定された。

 県からの認定を受けたことで今後、県知事によるトップセールスをはじめ積極的なPRが行われ、円滑な事業実施にむけた情報提供などで県が観光事業を後押しする。同町では来年度から、事業の推進管理組織を設置し、具体化に向けた検討を始めるという。
 

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

アンジェが全国3位

二宮町ダンススタジオ

アンジェが全国3位

コンクールに落語で挑戦

4月26日

「盲導犬すごい」の先へ

二宮在住板嶌さん

「盲導犬すごい」の先へ

共生社会 考える機会に

4月26日

絵本で地元の魅力発信

大磯中学校

絵本で地元の魅力発信

生徒有志が図書館に寄贈

4月19日

新名物に「高麗キムチ」

大磯町

新名物に「高麗キムチ」

地名から縁広げ商品化

4月19日

大磯在住 勝倉さん世界V

障害者プロサーファー

大磯在住 勝倉さん世界V

グランドチャンピオン目指す

4月12日

コロナ経て秘仏開帳

大磯町慶覚院

コロナ経て秘仏開帳

稚児行列も実施

4月12日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook